今日はディッテの授業。
今日は細かいことではあるけれどとても興味深い話が二つあった。
一つはショティシュ(schottis)のリズムについて。
ディッテの授業ではいつも、ソロで弾く練習ということで毎回二人、弾かないといけない。今日はそのうちの一人がアメリカ人のクラスメートの番。タイトルは知らないけれどと断ってショティシュを弾いた。すると、ディッテが、「そのリズムだと、ショティシュじゃないと思う。それか誰かが作った曲では?」とのこと。そのショティシュは確かにショティシュっぽいけど、付点があって跳ねるリズム。
これはガンマルダンス(gammel dans)という、スウェーデンのフォークミュージック(民俗音楽)ともフォークダンスとも別の流れを組むものなんだとか。てっきりガンマルダンスはフォークの一つかと思ってた。そして、ずっと昔、”はねすぎないでね”というアドバイスを、習い始めの頃聞いたことをふと思い出した。なるほど。このショティシュっぽいタイプの曲は”schottis i turer”というそう。
そして、ノルウェー版ショティシュ(正確に言えばショティシュではないけど)のリズムも習う。同じ2拍子でもこんなに印象が違うとは。
もう一つは、音符が前の小節にずれ込むこと。スウェーデン語でföruttangningと言うそう。
直訳すると、”before out taking”だけれど、英語でなんと表現するのか分からないとのこと。前にずれ込んだ音を引っぱったまま1拍目に強いアクセントを置くから、シンコペーションとは呼びたくないとか。
この奏法はもともとしっていたけど、名前があるとはしらなかった。
ディッテはスウェーデンフォーク独特の奏法と言っていた。
由来は、一言でいえば、スウェーデンの民俗音楽が古くはソロの音楽だったので単調にならないよう工夫していたかららしい。古い歌ではその傾向は顕著で、楽器で同じ曲を演奏するよりももっと音符をつかっているそう。
今日は、ナポレオンの戦争と関係のあるマーチも習い、歴史がよく分からないので授業の後ディッテに、もう少し詳しく教えてもらった。スウェーデンの王様とフランスの話。聞きたいというレアな人がいれば、また次回にでも。



コメント
ホッティッス
ショティッスについての記事、おもしろくてなるほど!と思いました。そうか、撥ねないのですね。踊りも撥ねませんものね。ところで、ラーナリムのニクラスが、来日、コンサートで、ホッティッス!と、いっていました。ストックホルムのひとは、ちゃんとショティッシュと発音するらしいのですが、田舎(?)の人は・・・?とても、すてきなコンサートでした。
schottisはホッティス
こんちわ!
おもしろい違いですよねー。
Chiakiさんはご存知だと思いますが、ハネてはいけないのではなく、ハネすぎないのがポイントという点を誤解を招かないように本文をちょっと書き換えました。
ところで、schottisはホッティスのほうが広く流通しているのでは?と思いますが、どうなんでしょう。日本ではショティシュのほうが流通しているのでブログではあえてそうしています。
こっちに来て一度聞いたら、ストックホルムの人は「ショ」と発音したがるって言ってました。お高くとまってるからね、フンって感じで言ってました。今のとこ、私はまだショティシュと発音するスウェーデン人に出会っていません。
フランス語の授業で、ガルソン(少年)をパリの人はギャルソンと言いたがるんだよねってフランス人に習ったことがあります。日本で言うと横浜弁でしょうか!?じゃーん!ってかっこつけてる響きがする(私だけだと思うけど)。