ストックホルムでコンサート


今日はストックホルムの音楽博物館(musikmuseet)でコンサート。
朝は9:11の電車でみんなで移動。
ベース(コントラバス)やオクターブハルパ、アルトハルパなどは車部隊が運んだ。
でも音楽博物館は12時からしか開かないので持って来たサンドイッチやりんごを博物館の外で食べながらしばし待つ…。

音楽博物館の外観は写真左上のように地味。
さらに入口は裏側に回った奥(写真右上)なので、初めて来ると「これって裏口じゃないよね?」と
ドキドキする。
でもこれが入口なのです。
ストックホルム中央駅から、早歩きで15分。
地下鉄なら一駅(Östermalmstorg)で下車。
Svenska Låtar、略してSVLと呼ばれる地方ごとの分かれた楽譜集はこの中のブティックで販売。
表に出ていないものでも尋ねると在庫確認して持ってきてくれる。

博物館の中は、ニッケルハルパを始め色んな楽器が展示してある。
それぞれサンプル音楽を聞けるようヘッドセットがついている。
ガラス越しで手が触れられないのでムズムズします。

さて、12時になりさっそく中へ。
博物館からは二人のスタッフにお世話になった。
コンサートホール(写真左下)は展示スペースとは別に上階にある。そして楽屋は階下。

着替えや楽器のチェンジが多いので工夫が必要。
私は留学生で持ってきた服が少ないということで勘弁してもらい着替えは1度のみ。
みんなは曲ごとのイメージにあわせた服や靴を履く。
ダンサー達はもっと頻繁に衣装や靴を変える。
(ちなみに男女同じ部屋でみんな堂々と下着一枚になって着替えます)
もう一つついでに言うと、このコンサートでは私の出番は最小限にしてもらった。
他にも色々とやっていて、あっちやこっちのいろんなリハや打ち合わせにさける時間がつくれないのだ。私が週末に楽器製作を習いに行くのでさえ、いい顔されない(週末もリハがある)。

配置や備品など確認し、まずは私達のプログラムに沿うよう動線などを皆で考える。

ステージ準備が完了すると、ひとまず動線のみの通しリハ。
やはり学校でやった時と動線が全く異なるので時間がかかる。

結局、今回、楽器は全て表(ステージ横)に並べて置くことにした。
今までは裏で楽器をスタンバイしたりチューニングできたのに、表に出て楽器をつかんでからステージに上がるとタイミングが難しい。
でも階下の楽屋に置くと、温度差や移動でチューニングが狂う危険が高い。

それが終わると楽屋にFIKA(ティーブレイク)の準備を博物館側がしてくれていた。
サンドイッチ、クネッケブロード(スウェーデンのぱりぱり薄乾パン)、飴やバナナチップにコーヒーなどなど。

私の今日の気がかりは、昨日のトラウマ(?)で再び突如、緊張が襲って弓を持つ手が震えるのでは、と。
昨日の手の震えは学校の記録用のビデオにしっかり残ってしまったし。
そんなに緊張する理由は、この曲が私の最初の出番なのだ。
で、曲の紹介をうろ覚えのスウェーデン語で言い、私のソロ・イントロで始まる。

理由も分かっているので、とにかく何も考えないように頭を空っぽにした。
それでも波がやってき来そうな気がしたので、ここはカフェインの力を借りよう!と階下の楽屋へ走って降り、コーヒーをがぷっと飲んだ。
そして走って階段を駆け上がると一緒にイントロで掛け合いをする友人Kをつかまえ、
「今日も手が震えたら、例のイントロ、変更するから!」と事前に伝えた。
ここまでやるとさすがに大丈夫!
いざ、ステージに出ても緊張度が昨日が10なら今日は4.5くらいだった。
結局、イントロも変更なし。

今日は、みんなも昨日より調子が出ていて順調にすすんだ。

ステージも後半になり、Sが「客席にニクラスがいるみたい?」と言いはじめた。
そんなの、私は一曲目から気づいていたけど。
頭がくりくり坊主になっていたので、ひょっとして見間違い?とも思ったけど、やはり本人だった。
みんなは全然、気づいてなかったらしい。
ニクラス作曲の曲とか弾いた人は「ひぇー!」とおののいていた。
私達のために作ったという曲で最後のレッスンの時に教えてくれた曲。
ニクラスの姓(Niklas Roswall)のRoswallとHalling(ハリングという種類の曲)にかけて、
Roswallingと名づけたナンバー。
コンサートで弾くとも本人に言ってなかったし、勝手にアレンジ加えたのも言っていないから
どぎまぎしたみたい。(著作権支払いについては5/9に書いたように音楽の学生には発生しない)

最後は博物館の人からロココ調ニッケルハルパのポスターをもらって終了!

写真右下:帰りの電車(外は19時くらい)。車窓からスウェーデンの典型的な白樺の木々が見えます。
そして車窓の上部には、リンネ(リネア)生誕300周年のポスターが。

おつかれさまでした!
次はウプサラです。

でも、明日は特別講師ウリカ・ボーデンによる歌のレッスン。

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