
今日は授業を休んでカイサ(Cajsa Ekstav 紹介は過去の記事参照)と演奏。
明日は天皇皇后両陛下がウプサラに来る関係で日本関連の行事が多い。
そのうちの一つ、研究者対象の昼食会で演奏した。
ちなみに以前、学校を休んでイベント参加とはケシカラン!と書いたことがある。
でも、話を持って来たカイサはウップランド地方を代表する有名ミュージシャン。
その彼女が、うちの学校の先生や校長などに私を借りていいか?と事前に許可をとった上で私に振ってきた話なのだ。(校長はミュージシャンで、カイサ達とジャズのCDなども出している。
実は今日その事実を知って驚いた)
ともかく彼女はベテランなのでなんでも進め方がプロなのだ。今回も見ていて実感。
まずはカイサのアパートへ行き着替え。
彼女は2年前、日本に演奏で来たことがあり、その時に買ったという緑茶のコレクションを見せてくれた。でも入れてくれたのは最近スウェーデンで買ったという緑茶。
今日はウップランド地方(ハーブローと言っていた)の衣装を借りた。
スウェーデンのアパートは外か見ると狭く見えたり、シンプルだったりする。
でも中に入るとやはり広々としている。
カイサのアパートもそんな感じ。ゆったりとした空間に見晴らしのよい明るい窓、
そしていかにも北欧風のインテリアで、ライトブラウンの床に白を基調にした落ち着く雰囲気の部屋だ。
さっそく入れてくれた緑茶を飲みながら、今日演奏予定の曲を通しリハ。
そういえば、プーマ(Peter Hedlund 有名ニッケルハルパプレーヤー)が過去にニッケルハルパを
盗まれた話をしていて、カイサが教えてくれた面白い話。
カイサのアコーディオン弾きの友人が車にアコーディオンを乗せて離れ、しばらくして戻ってくると車の窓ガラスが割られていた。
「しまった!盗まれたか!?」と思い、確かめるとなんとアコーディオンが2台に増えていたというのだ。
なんとも不思議な話。
さて、その後私達が向かった建物はウプサラ大聖堂すぐ側のGustavianumという大学付属の博物館。
上記リンクから見れる写真の建物中央に一部高くなった塔のような部分がある。
この部分は部屋があり、中央を囲んで見れるような上部へ続く座席の配置になっている。
ここで1600年代、学生が見守る中、人体解剖実験の授業が行われていたそう。
他にもエジプトからのものなど展示している。
カイサが合間に中をガイドしてくれた。
ちなみに、この人体解剖実習室で今週末、結婚式があるそう。
カイサはここで演奏するらしく、立ち位置などをついでに確認。
さて短い20分ほどの演奏を終えると、昼食会で余ったというご飯を食べさせてくれた!
ヴェステルボッテン地方のチーズ(特に強いクセがあるらしい)にスウェーデン産キャビアがのったもの、サーモンとポテト、デザートもごちそうになった。
この食事を担当したのは、ウプサラでも一番と評判の魚料理レストラン。
名前は忘れたけど、大聖堂近くの川沿いにあるお店。
ごちそうさまでした!
その後、ウプサラ大学の中で一番古いとされている建物に案内してくれた(写真右上)。
さっそく入るとカイサのお友達にばったり。
なんでも明日、天皇皇后両陛下がこの建物にやってくるそうで準備中の部屋にいれてくれたのだ。
中では数人の人がセッティング準備に追われていた。
当日、座る予定の椅子などがすでに並んでいた。
「まだ準備中だから今弾いてもいいよ」というので
部屋の中央で弾かせてもらった!
さらに通りかかったカイサの友人のために、屋外内でも何曲か演奏。
その後、カイサの車でウップランド地方を代表する花の由来となった場所などに連れて行ってくれた。写真はその場所。
そして再び着替えにカイサのアパートへ。
お茶や食事、デザートにチリ・チョコなどよばれながら、興味深い新聞記事のスクラップを見せてくれた。
カイサとヴェーセンのウロフ・ヨハンソンは1歳違い。
同じ高校だったらしく、昔は演奏活動も国内外と一緒にしていたらしい。
そしてカイサと若かりし頃のウロフの写真の載った新聞記事を見せてくれたのだ。
見てびっくり!え!?って感じ。言われなければ本人と分からないかも…。
他にもErika&CeciliaのErikaが12歳の時に教えるカイサの記事など…。
ちなみに私が数年前この学校のサマーコースをとったときの新聞記事(田舎は平和すぎてそのくらいでも記事にする)までスクラップしていた。
そして彼女の出身地、ヴェンデル(vendel)について少し教えてもらった。
vendelはウップランドにある単なる小さな村だと思っていたら大間違いだった。
スウェーデンのバイキング時代よりも前、ヴェンデル時代とよばれる時代があり(西暦500-800年)、
この時代の首都だったそう。
当時はバイキングの王は船に入れられ動物や食べ物などと一緒に埋葬されたそう。
ヴェンデルではたくさんのこうした船のお墓?が発見されたのだとか。
何気なく行ったことはあったけど、そんな歴史のある村だとは知らなかった。



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