スヴェア族の墳墓


今日は、前から気になっていたガムラ・ウプサラ(Gamla Uppsala)に行った。
ガムラはoldという意味で、つまりOld Uppsala。
だからといって、よく観光で聞く「旧市街」とは全く趣きが違う。

ウプサラからバスで15分ほど行ったところにある。
丘のようなこんもりした山と古い教会が、ウプサラに到着する少し前、電車の窓からいつも見えていた。
友人カップルが行ってみたらとても良かった、というのでいつか行きたいと思っていた。
側にあるミュージアムは、英語の説明も併記してあるから分かりやすいよとも聞いていた。
他にも数名で行くことになっていたけど、結局タイミングあわずじまい。
でも、ふと思い出したのでぷらっと行ってみたのだ。

写真1
こんもりした山々は実はお墓。
ここは5~6世紀に栄えた中心地で、スヴェア族の王墓

いろんな面白い話が、ミュージアムの説明で書いてある。
ぷらっと行ったわりにあまり時間がなくてじっくり見れなかった。
この時代、キリスト教が入ってくる前で、異教だったとある。
そもそも「異教」という呼び方がキリスト教からの視点なのでかなり違和感あるのだけど、
それでも説明を読むと、異教のイメージそのままと思ってしまった。
生贄を結構やっていたらしいのだ。馬とか人とか木から吊るしていたらしい。
「その聖なる木がどれかは分かっていないが、王墓の西側の木ではないか…」というようなことが書かれていた。
それから当時は王は世襲制ではなく、力のある者が王になれたのだそう。

さらに面白い話は、1800年代に、伝説の通りお墓なのか、自然の作り出した景観なのか熱い議論が繰り広げられたそう。
それで、3つのうち、西と東の二つの山を掘って大がかりな調査して墓だと決着がついたらしい。
ただ、実際に何と言う名前の王かということまでは確認できていないそう。
また、この3つの王墓以外のいくつかの山(←と呼ぶのか分からないけど)は、盗掘されていたのだとか。

写真2、3
さて、その王墓の反対側に、見るからに古いガムラウプサラ教会(Gamla Uppsala Kyrka)がある。
これは原型は11世紀。その後、火災にあったのでオリジナルではない。
13世紀と15世紀にも手を加えられたそう。
中に入ってみると…やはり、ここも。ウップランド地方の中世からの古くて小さい教会は、みんなこんな感じだ。細かい装飾の絵が独特。
ウップランド地方は2世紀頃の入植以来、ずっと中心地として栄えてきたからウップランドのスタイルなのか?

写真4
王墓からウプサラ大聖堂とウプサラ城が遠くに見える。

美術館、博物館は、絵画や歴史の知識がないと興味がわかない場合がある。
でも、今とは違う宗教観、教会の古めかしい作り、バイキングの世界…。
特に知識がなくても雰囲気を楽しめておすすめです。

行き方ウプサラからバスで15分ほど。
Gamla Uppsala行きに乗って終点。バス停はGroaplan
バスは10~15分おきに出るので便利。
(駅横は、地図ではバスターミナルだけど、始発バス停は街中に点在するので注意)
時刻表検索(Uppland lokaltrafik 英語)
駅横発以外のバス停の場所はUppland lokaltrafikのここで。
07年6月1日現在では、リンク先の地図の通り、Hのバス停から2番のバス。

ミュージアムについて(リンク先は英語)
Gamla Uppsala Museum
開館時間
ガムラウプサラの歴史

写真5、6
さて、バスでウプサラ市内に戻ると小腹がすいた。
最近はイチゴ屋さんがあちこちにあり、甘い香りがする。
でも、もっと重くて簡単なものが食べたい気分。
varmkorv(ホットドッグ)に決定!
このスタンドもあちこちにある。
一番安い10krのものを買うとちっちゃいパンにゆでたソーセージをのっけて渡される。
ぶら下がっているケチャップとマスタードをかけて食べます。

ちなみに、本日6月1日。一番、日が長いらしい。

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