今日はウロフの授業。
何度かこのブログで触れたけど、私達は去年の12月からそれぞれ独自のテーマを選んでプロジェクトに取り組んでいた。
紙の提出は3月に終えていて、後はプレゼンが順番に回ってくる。
今日が私の日。
テーマは「北の津軽(三味線)の音楽と南の沖縄(三線)の音楽を(外国向けに)紹介し、
ニッケルハルパ用に曲をアレンジする試み」という、てんこ盛りで欲張りなもの。
でも、北と南の歴史や気候、曲調などの対比、独自のペンタトニック(5音からなるスケール)など、
フォーク(民族音楽)関係者や西洋の音楽理論が浸透している人達には
日本のフォークは新鮮だ思う。
紙の提出は分かりやすくまとめたり添付写真など資料集めに苦労したけど、プレゼン(発表)は
いかに効果的、効率的で分かりやすく進めるかという別の作業に苦しめられた。
分かりやすくするために、提出した内容よりもどんどん削ってシンプルにしていったのに、
昨夜さらに削りたくなって、夜1時近くまでかかってしまった。
苦労の甲斐あってか、みんな興味シンシン。
最後まで待たず途中でもどんどん聞いてねというと、本当にじゃんじゃん質問がとびかった。
(発表は20分のはずが、1時間以上たっていた)
ウロフは沖縄のCDも持っているらしい。
北海道出身の三味線弾きとセッションもしたことがあるとも言っていた。
なので、さらにスウェーデン語でみんなに補足してくれた。
みんなの興味は特に、津軽のペンタトニックと沖縄のペンタトニック、
私が持ってきた三線用の楽譜(上から下、右から左という縦書き日本語の順序)に向けられた。
特徴だけをとりだしてシンプルに弾いた津軽じょんがら節がとっても好評。
そして、沖縄の音階を紹介するときに、The BOOMの「島唄」を弾いたら、これまたとっても受けた。
ヒットしたのが分かると皆口々に。
ニッケルハルパを持っている人は試しに弾いてみては?
共鳴弦がとってもきれいに響きます。
G線のオープンGから弾き始めると、C-bordun(一番低い弦)を途中でジャラーンとたっぷり使えます。
ウロフも沖縄の音楽が広く人気を集めるのは理解できると言っていた。
「新たなインスピレーション」だと。「みんなで沖縄に行こう!」とウロフ。
その後の授業では、ウロフのバンド、ヴェーセン(Väsen)のRogerが作曲した
ガンガルとJosefins dopvals、ウロフ作曲のポルスカを習った。
島唄がアルゼンチンでも人気があるように、このJosefins dopvalsはアメリカ、アイルランド、
カナダ、日本などインターナショナルな人気。
日本でもアイルランド音楽をやっている人がよく弾いているの聞く。
しかし!
私が日本で弾いていたときとボーイングが違う。
いわゆるワルツボーイングではない。
1小節まるまる一弓で弾くことが多い。
それに今日だけなのか、思ったより静かに弾いていた。
でも、その弾き方のほうが返って美しいメロディがひきたつ気がする。
よく弾きなれた曲だったのにとても新鮮。
これも、曲をしっている人は試してみては?
ちなみにバイオリン・プレーヤーはGメジャーで弾く人が多いけど、
オリジナルはFメジャー。
同じ曲をオクターブ上(つまりA線)でも弾くので、指の練習にもなる。



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